ポルトガル

リスポンに行くためにスペインの電車に乗っていたらウエストポーチに入れていた 財布がなくなっていることに気がつき、絶望的な気持ちになる。 公衆電話に行き、実家に電話すると日本は夜中で眠そうな声で電話にでた父親。 クレジットカードを止めるように手配してもらいとりえあず問題を1つクリアできた。

どうせ警察にいっても意味がないのはわかっているので、そのままリスボン行きの夜行列車に乗り込んだ。 リクライニングで横になりながら、なぜ盗まれたのか、もしウォレットチェーンをつけて入れば防げたのではと頭の中でぐるぐる考え続けていた。 残りのヨーロッパ旅行は2ヶ月。どうやって切り抜ければいいのか、もう帰国しないとだめなのか、不安の中、眠れずリスボンにつきました。

リスボン

何をするにもお金が必要なのでとりえあえず日本大使館に行く。 イギリスの大使館は横柄で旅行者に何かあっても取り合ってくれないことは有名だが、ポルトガルはどうなんだろう? 大使館にいくと男性が対応してくれて本当はだめなのだが、日本への電話をさせてもらった。ありがたい。そこで送金サービス、Wester Unionを教えてもらう。 手数料が1割で高いが大使館の給料もこれを使用しているから1割引かれていると行っていたが本当だろうか?スルガ銀行のシステムが窓口らしくそこの口座から送金するのが一番早いらしい。それでも最短2営業日。 日本にいる父親に送金手続きをしてもらいその間、やることもないのでリスボンの街をフラフラしていた。クレジットカードがあれば美術館にいったりすることができるが、いかんせいん手持ちと私の精神力ではそんなことをする気にならない。 覚えているのは、アルダンシア地方のような白い建物が集まった集落がある風景ぐらいだ。

2日後、20万円ほど送金される。これであと1ヶ月以上過ごさなければならないがなんとかなるだろう。イタリアに行くためにまた、スペインに戻った。

発見のモニュメント

大航海時代の記念碑。この時代がポルトガルの絶頂期だったと思われる

アルファマ周辺

財布を盗まれたため、お金をかけずにできる街中を歩き回ることしかできなかったですが、雰囲気のあるところでおすすめです。

宿

今は知らないですが、昔はリスボン以外にユールホステルがなかったので、地方にいく気になりませんでした。 あと交通の便が悪く個人旅でいくのもいまいち面倒なのがポルトガル。 ヨーロッパの中でもマイナーな国だからですかね?