ネパール

正月休みを使って個人旅行

ネパールからインドのデリー、ヴァラナシへ行くバスが有名だが、 インドで出会った日本人男性の旅行者が、ネパールからインドにバスで到着して あまりのインド人のぼったくりやらなんやらのすごさにその日のうちにネパールに帰った、と話してくれた。 隣の国なのに全然違うらしい。 ネパールは日本人に顔が似ているので親近感が湧くといわれている。 また、非常に親切だとも。 でも、カトマンズあたりだとずっと付いてくる変なのもいるから気をつけろとは聞いていた。

カトマンズ

第一印象がゴミが落ちていない小綺麗なインド。 街を歩いていると旅行者を食い物にしている現地人に声をかけられる。 どうやらある物を売りたいらしいのだが 「いらない」 と断っているがずっ〜と後を付いてくる。 こいつか。話に聞いたことがある。で、根負けしてその人の家に行くことにした。 娘がいるらしく、私が部屋に入ると娘には見せたくないのか娘を締め出して部屋に入れない。 子供にいえないような仕事だったらやらなければいいのに、とは思うがまぁ、楽にお金を稼げるのだからやめられないのだろう。 この娘が大きくなってどうゆうお金で育ったのか聞いたらグレてしまうんだろうな。

昔、ホストクラブで働いていた龍くんの親は悪徳税理士かなにかでそのお金で育てられたことに傷ついていた。それが原因かわからないが10代のころは不良だった。

マレーシアであった韓国人女性がネパールでトレッキングをしていたら遭難して山にある村に1ヶ月ほど滞在していた話をしてくれた。村では珍しい外国人なので毎日お祭り騒ぎで楽しいひと時を過ごしたらしい。そこで現地の言葉を教えてもらいカトマンズに戻って使ってみると全然通じない。どうもその村でしか使かっていない言葉だったようだ。

スワヤンブナート

丘の上にたつヒマラヤ最古の寺院。ひたすら階段を登った記憶しかない。

クマリの館

決まった時刻に、生き神様の少女が窓から顔を出すらしいが、時間があわず建物をみるだけで終わった。必ず顔をだすわけではないらしいのでそんな確率の低いものに付き合ってられない。

露天風呂(菜の花ガーデン)

日本人男性が経営している。山好きでネパールに居ついてしまったらしい。 海外にいる日本人男性によく見られる政治経済の話が大好きで得意げに話をするのだが 女性客からは敬遠されるタイプ。 私は結構そうゆう話好きなんですけれどね。 おっちゃんの考えをまとめてみた

・ネパール人のほうが日本人と比べて豊かな人生を送っている ・ダライ・ラマチベットを捨ててインドに逃亡したから指導者としてはだめだ ・日本人は綺麗好きだけれどもお風呂好きなわけではない。ネパール人のほうが風呂好き ・登山家はちょっと頭おかしい(登山は死ぬ可能性が高いためと思われる)

途中、一緒に入っていた中年女性が話がつまらないのか私と雑談をしだした。 まぁ、普通の女性はこんな感じですよね。 ここは水着着用で入ります。

宿

冬なので寒い。寝袋を持ってきてたのでそれを使う。 ドミトリーだがあまり綺麗ではない。トイレも汲み取り式だ。

ポカラ

カトマンズからバスで8時間。 途中、高級ホテルの前で停まって一人の白人男性がおりて行った。 ヤドカリのように大きなバックパックを背負っている。 バックパックスタイルなのにこうゆうホテルに泊まるのか? 意味がわからない。

その後、ポカラに着いたのでバスから降りるとたくさんのホテルの客引きにあう。 インドでもこんなにすごくなかったがバスに乗っている白人旅行者は面白がってその様子を写真で撮っていた。

一人づつ「一泊いくら?」と聞いていき一番安い値段を提示した人についていくことにした。

それにしてもここから見えるアンナプルナ連峯は圧巻である。 さすが8000M級は違う。あの良さは直接見ないとわからない。 富士山の2倍以上あるのだから当然かもしれないが頂上は、はるか天空に位置しており神々しささせ感じる。

宿につくと安いドミトリーは満室で、しかもみんなタバコを吸っていたりするからやめた方がいいと言われ、個室に案内される。それでも数百円と激安だ。

とりあえず街を歩く。Noth faceなどのブランド物が1万円ぐらいで売っている。明らかに安い、と思っていたら全部偽物らしい。それにしてもよくできている。

旅行者を食い物にしている現地人に遭遇。今度はキノコを売りたいらしい。 いらないと行っているのについてくる。

キノコで思い出したがドイツ人が路上に落ちている牛のふんにキノコが発生しているのを見つけて、そのままそれを食べだした。 ウンコに生えているキノコを食べる行為。頭おかしい。

現地の10代の若者に絡まれる 「何しにここに来たんだ?」と聞かれたので 「英語の勉強」と答えると 「ネパールで英語の勉強!」と驚かれた。 まぁ、旅行なんだけれども。

その後、日が暮れるまで 綺麗なフェワ湖が眺めながら現地の若者と下手な英語でどうでもいい話をしていた。 すごくいいところだ。初めて沈没してもいいと思える場所だった。

宿

ドミトリーで一緒になった中年女性が鉄でできた木管楽器を小さくした物をもっていて指でペンペン弾くと「ぼよ〜ん」というなんとも心地よい音を奏でる楽器をもっていた。一緒にいた男性も、 「その楽器やばいですね!、ほしいんですけれども、どこで買ったんですか?」 たしかにほしい。ネットで調べるがみつけることができなかった。あれはなんという楽器なのだろうか?

トレッキング

ヒマラヤに入るには入山料が必要です。私はトレッキングするかどうか迷っていたのでそのチケットを購入していなかったのですが、現地ガイドが村を散策するという目的であればトレッキングできるからと1日ガイドをレンタルした。

ガイドと二人でゆるい勾配を歩き続ける。 ここら辺はマウイスト(山賊)がおり遭遇するとお金を取られると聞いていたので そのことをガイドに聞いてみると「なんども会ったことがある」といわれた。 会わない方がめずらしいのだろう。 先日会った日本人男性が話してくれたが日本人女性と一緒にトレッキングしていたところマウイストに遭遇して男性はすぐにお金を払ったが、女性は断固拒否していたところ殴られて顔を腫らしていたらしい。 海外に一人で来る女性はなんであんなに強気なんだろう。

一泊二日のトレッキング。別段、綺麗な風景があるわけでもなく村に行き、 村人と会話して宿に泊まった。

次の日にポカラの街に戻るのだが途中バスに乗るのだが満員で乗れない。 しょうがないのでバスの屋上に荷物を置くスペースがあるのだがそこに座ることにした。 一度やってみたかった。いかにも旅しているという感じですごくいい。

街に到着してガイドに軽くお礼を言って指定の金額を払う。 もっとよこせと言われるかと思ったがそんなことはなかった。

噂で聞いたアル中ガイドはお金を渡した瞬間に酒屋に行ってすべて酒に変えてその場で飲みまくるらしい。私にはできない生き方だけれどもそれはそれで楽しそうだと思う。

今日は12月31日の大晦日。 至る所で屋台が開いている。各家庭が勝手にバーベキューセットを用意して旅行者に売っているようだ。水牛の串焼きがおいしくて大量に食べてしまった。 社会人になってからというもの年末年始はたいてい一人で海外。

チトワン国立公園

ソウハラ村

国立公園に行くお金をけちってこの村でふらふらしている。 自転車を借りて村を回っていると川で水遊びしている五人組の小学生に遭遇。 教科書を見せてもらったりして教育状況の確認。 日本から持って来たクッキーを一人に渡すと独り占めしてみんなに渡さない。 「これは俺がもらったんだ!」 「いや、みんなにわけろよ!」

その後、離れの村があり、子供に家に入れと誘われる。 そこには若い母親の女性と子供がおり、雑談をしていると近所の子供が集まって来た。 母親から「キャンデーがほしい」 といわれまぁ、お金をせびられるよりはいいかと、日本から持って来たクッキーを渡す。

ラプティー川が流れているがネパールのリゾート地っぽくなっており、川沿いで横になりながらフルーツジュースを飲んでいる。ぼっーとしていたら、どこかで見たことのある団体がツアーバスに乗り込んでいた。 「あっ!、ポカラのお土産屋にいたおばちゃんたち!。お前らみんなで旅行してんのかよ、金持ってんな!」 そうなんです、お土産屋で私のクッキーをあげたらその場で食べだして貧しそうな振りして実はお金持ってるんです。お土産屋って儲かるのかな?

それにしてもここまできて、国立公園にいかずにサイ、ワニをみなかったのはもったいなかったな。

食事

ダルバート

インドのスパイスが効いてない豆カレー。 もうこれしかない。こればかり。

サトウキビジュース

路上でサトウキビを手動の機械で潰して集めた汁をビニール袋にストローをさしたもの。 個人的に好きな飲みもの。